はぴねすくるー

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私をあげまんにしてくれた1人の男の話をしよう

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何を思ったのか、突然あげまんになりたいと思った。

自分のみならぬ、相手も幸せにできる生き方をできる人とはどんな人だろうと、なぜか急にそんな思いが脳を駆け巡ったのだ。

 

そんな時、ある1つの記事に出逢った。

www.akiradrive.com

 

あげまんの男性バージョン、アゲメンとは、付き合うことで女性のセルフイメージをあげる存在であり、仕事運や男性観をあげていく男性のことを指すらしい。

 

それは「本気でアプローチして、最後に”フラれてあげる”人」だそうだ。

 

この記事の最後は、こう締めくくられている。

 

 

男性諸君へ、女性を本気で成長させたいなら、最後はフラれてあげることだ。
フラれてあげることで、女性は次のレベルにステップアップすることができる。
男性をフッたエネルギーを仕事や次の恋愛へと持っていくことができる。

自分が傷つきたくないからって言って、最後に自分がフる自分から離れることは相手にとっても自分にとっても良くない。

本物の男とは、つまり女性を成長させられるアゲメンとは、
男性側からアプローチしてあげて関係を持ち、別れるときは、女性に決めさせることができる男性だ。

ただのお金持ちやモテるだけの男性は、この別れの重要さを理解していない。
本気で育てたい女性がいるんだったら、自分をフラせてあげてあなたの役割は完了するんだ。

 

 

この文章を読んで、私は即効思い浮かんだ人が1人いた。

まぁこれまで出会ってお付き合いをさせていただいた方々にはそれぞれいろんなことを学ばせてもらって、本当に感謝しているのだが、その人はその中でも私の人生に大きな影響を与えてくれた人である。

 

 

彼と出会った頃、私はどん底だった

彼は中学校の同級生で、卒業してからは全く会う事がなかったのだが、成人式で偶然再会して、そこからすぐによく会うようになった。

その頃の私は人生でも3つの指に入るほど、いろんなことに精神的にやられていて、本当に何とか必死に生きている状態だった。

 

彼は再会するなり、自己中心的とも思えるほどの猛アプローチをしてきた。

中学校の頃からずっと好きだったとか、今日にでも婚姻届を出していいと思っているほどだとか、それはもう日本人離れした歯が浮くような甘い言葉や真とは信じがたいぶっとんだ発言を普通にする人だった。

 

さすがにそんなことをすぐに信じてしまうほど、私も馬鹿ではなかった。

けれど共に過ごす時間を重ねていくうちに、そんな最底辺の状態の私をも受け入れ、何も動じずに私の才能や能力、人間性を肯定的に私以上に信じてくれる彼に惹かれていくようになったのだ。

 

そうして私たちは付き合いを始めた。

 

 

彼は夢は「世界征服」だといった

私たちはよく言葉遊びをした。

ただのコミュニケーションツールとしてありきたりな言葉を使うのではなく、自分の頭の中の考えをそのまま表現する言葉を選んで話をしていたんだと思う。

 

2人でなぜお互い一緒にいることを選んでいるのだろうという議題で考えた時、お互いの答えは同じで「好奇心」だった。

同じ世界を違うようにとらえるその視点に、そこから築き上げる全く違う世界観に、それを組み立てるその過程に、お互い興味が止まらなかったのだ。

 

そんな彼と将来何になりたいかの話をした。

20歳の2人がそんな小学生に尋ねるような話題を真剣に話したのだ。

 

彼は「夢は世界征服だ」と答えた。

考えることもなく、即答でさもそれが当たり前に実現するようにそんな子供じみた中二病のような発言をしてきたのだ。

 

 

彼にとっての世界征服とは、私の解釈では、世界にそれがあるのが当たり前のようなものを生み出すこと、のようだ。

例えば私たちが遣っているiPhoneyoutubegoogle、それから相対性理論因数分解の解き方。

それはすべて当たり前にこの世に存在するが、それは誰かが発見し作り出したものである。

そういうものを自らが生み出し、自分の作り出したものを世界中に広めることも1つの世界征服と呼ぶのではないか、そう考えていてそれを自らの人生の中で成し遂げることが目標なのだと。

 

そんな彼は私と付き合っている時に一度新聞に名前が載り、一時期地元の人たちの話題を持ちきりにして1つの町を既に征服してしまった。

まぁ残念ながらそれは褒められた内容ではなかったのだが。

 

 

あの日から私の夢は始まった

そんな個性的で世間とは少し異なる考え方をする人だったから、理解者は多くはなかったが、私はその常軌を逸した感覚や捉え方に惹かれていたところがあるのだろう。

まだその頃の私は、すでに敷かれたレールを歩みたくないという想いを強めながらも、そんなことができる勇気は持ち合わせていなかった。

 

彼が世界征服だと言った日、私は自分がどうなりたいか真剣に考えた。

たった10分くらいのことだったと思うけれども。

 

出した答えはfixerになることだった。

誰かの才能を見出し、その素質を伸ばし、大成させたい。自らが表にたつというより、誰かの成功に影響を及ぼして、たどっていくと私がいるという状況が最高だと考えたのだ。

ある意味でいえばあげまんの定義と通ずるところがあるだろう。

 

それはもうあの時直感で考えたことであったが、今でも私の中核はそこにある。

あの日から、私の夢は始まり、私はまだその夢の延長線上にちゃんといるらしい。

 

 

 

別れた後、彼は私をあげまんと呼んだ

結果、約2年の月日を経て、私は彼にお別れを告げた。

私にとっても彼にとってもその時点では別の道を進むことがお互いを活かし魅力的にしていくのではないかと感じたからだ。

大切だからこそ、別れるという選択をした。

 

 

けれど、なぜか今でも彼とは大親友であり、何か人生に悩んだ時迷った時はよく電話で話をする。

これだけ毎日たくさんの人がこのブログを読んでくれている中で、唯一私にダメだしをしてくる貴重な存在だ。

現在でも十分に認めてくれているらしいが、まだまだ私には開発されていないのびしろがたくさん残っていると思ってくれているらしい。有難いことに。

 

 

別れた後、私が新しい彼氏にフラれた時に、彼は私をあげまんだと呼んだ。

あんな最低の時期に一緒にいたのにも関わらず、私といると勇気が出て私がいたからこそ頑張れていたんだと。

別れた今もこうして完全に手放すことはできない存在だと。

だから自信を持て、それに気づかない男はそれまでの人間なんだと思え、自分を低く見積もるな、その大きな愛情を受け取れきれないくらいの男にかまう暇はない、と。

 

 

彼は今では大切な女性ができて結婚を前提にお付き合いを続けているようだが。

それでも感情的には今の彼女の存在が大好きだけれども、これだけいろいろなことがあったのに私との関係も全く断ち切ることができないのは理屈的に言えば1番重要な存在なのかもしれないとまでいってくれる。

 

今でもそんなことがなければいいと言いながら、お互い結婚して離婚するようなことがあれば、きっとまた一緒にいるようになるのだろうなんて話すらするほどだ。

 

 

変わった不可思議な関係ではあるが、正直彼が私のことをこれだけ高く評価し、私以上に私の未来に可能性を感じてくれていることが私の自信となり私を支えていることは間違いないだろう。

 

誰かが私以上に私を信じてくれていて、自分ではだめだと思っている部分すらも肯定してくれ、その上で愛のある指摘をしてくれるというのは、それだけで前に進む大きなパワーとなるのだ。

 

 

 

信じてくれているだけでブレずにいれる

今、彼は普通に働いている。

その女性と共に生活をするために。

けれどこの前話した時、やっぱり世界征服という夢はあきらめていないといった。

ブレずにいてくれることが本当に嬉しかった。

 

私も今だにどれだけ迷おうが、軸はブレずに必ずそこに戻ってこれるのは、それだけ信じてくれている人がいるからだろう。

本当に心強い。

 

辛い時、もうだめだと思って諦めようと思った時、いつも彼の言葉が響くのだ。

 

 

「さおりなら大丈夫だ。前だけ見とけ。」

 

 

厳しく、そして優しいことばだと思う。

もう立ち止まって下を向きたいとき、その言葉は重く厳しい。

けれど、このことばが響く時、私は歯を食いしばって前を向ける。

目の前に広がる未開拓の茨の道を、どうやって行くのか、この先に何があるのか、そんな不安を目から流しながら、それでも一歩を踏み出せるのだ。

どんなに泥水のもうが、ベクトルはずらさずにここを進むのだという覚悟が決まるのだ。

 

 

 

誰が何と言おうが、私にとって彼は最高のアゲメンであったと思う。

そんな人に人生で1人でも出会えたことを私は本当に幸せだと思う。

 

だからいつか。

私も誰かにとってそういう存在になれるように。

その人が諦めてしまいそうなとき、信じて一緒に道を切り開けるようなfixerになれるように。

立ち止まらず、前だけ見ていようと心に誓っている。

 

 

 

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