はぴねすくるー

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黄色くない声援の応援団

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空中を飛び交い、高く響き渡る黄色い声援。

誰だって一度くらいは憧れたことがあるだろう。

それが自分に向かって発され、1つ1つを認識できないほどに降り注いできたらどれほどいい気分なのだろうかと。

 

僕だって、その中でちやほやされたくないなんて言いきれるほどの強さはまだ身につけてはいない。

 

けれどもそんな声援を吐き出すその口元を俯瞰で眺めながら、何とも冷たい批評を下してしまう自分がいて、ふと笑いがこみ上げてくるからそれを噛み殺そうと唇から血が流れる。

その生暖かいドロドロの液体を感じるまでの時間、たぶん僕の口角は上がってしまっているんだと思う。

 

そんな鮮やかな黄色さは空気中に混じる不純物のように、何だか気づかないうちに侵入してきて身体の内部から自分を蝕んでいきそうな怖さと気持ち悪さがあって、空想の世界に存在するだけであっても身震いがする程だ。

 

 

避けて生きるは黄色い声

そんな天邪鬼な僕は黄色い声をできるだけ避けて生きてきた。

おもむろにに目の前で発されたそれを叩き落とすなんて真似はしたことがないけれども、まさに受け取るような顔をして間近で逸らして侵入を避けてきた。

そして避けた声の行方を見ていた。

 

鮮やかなその黄色は時間の経過と共に、薄くなっていき、視界から消えていく。

おそらくそんなに長い時間存在していないだろう。

まるで夜空を一瞬で翔ける流れ星のように、その眩いほどの光はそこに本当にあったかどうかも分からぬほどの速度であっという間に消えていく。

 

結局、そういうものなのだ。

 

黄色なんて消えゆく灯だ。

あまりにも刹那的すぎるのだ。

 

そんなものを真の声援だと、純然たる味方だと錯覚していようものならば、それはもはや飛んで火に入る夏の虫だ。

 

その道はさぞかし舗装された安全な道のように見えるが、一歩でも踏み出そうものなら月光も注がぬほどの深い谷が待ち受ける、今にも崩れ落ちそうな崖の淵に足がかかるのだ。

 

 

期待は絶望へと。

諸行無常のこの世にいながら、こんなことは理想論なのかもしれないが、僕は消え入るような瞬間的な声援なんて求めてはいない。

そんな応援団ならいない方がましだとさえ思う。

 

期待こそが人間を絶望へと追いつめるのに最も有効な毒だ。

その膨らんだ胸が不意に空っぽになる時の空虚感は何と表現すればいいのだろうか。

底のない水の中で、なす術なくただただ滲む光へと足掻くも虚しく体力の限界を迎え、静かに沈みゆく最中の心境とも言えようか。

 

そんな堕ちゆく苦しみはできることなら味わうことなく生涯を終えるに越したことはないし、できることなら緩やかな柔らかい芝生の坂を転げ落ちるくらいの衝撃くらいで抑えたいものだ。

 

期待の大きさは絶望の深さと比例する。

だからこそものすごく高い温度と速さで心に迫ってくる黄色い声援の快楽なんて、僕は避けて生きていきたいのだ。

 

 

僕の声援とは。

だからこそ僕はそんな声援を周りに贈りたくはないと今は思いながら日々を過ごしている。

特に大切な僕の周りの人たちには。

 

僕だって僕の人生があって、いつだってその人の為にそんな黄色を贈り続けることなんて実際できないことが分かっているからこそ、架空の期待を引き起こす要因を減らしていたいのだ。

 

 

そんなことをおもう僕が贈る声援は、黄色を求める人からすれば何とも物足りなく、本当に応援しているのかと疑われるようなものであるのかもしれない。

 

 

それは時には優しく見守ることかもしれないし、厳しい発言をすることかもしれない。

そんな表面的な見える色は異なるものになると思う。

大きさも強さも、その時々によってちがうものになるかもしれない。

 

けれども一貫して変わらないことは、どんなにどん底に陥ったとしても味方でいるという意思があるということだ。

 

実際に助けの手がほしいのは、自分のいい時ではなく、足掻きも虚しく溺れゆく最中や、1人ではどうしようもないくらいどん底の時だ。

 

 

 

だからそれだけの意志を持って贈る声援こそ大事なタイミングで力となる。

そんな想いのこもった応援であれば、どんなに小さな行動であろうが、たった一言であろうが、心に届くのだと思う。

 

 

 

不可能を可能にする応援団

人の気持ちなんて些細なことで簡単に移り変わることなんてわかっている。

だから僕への声援も、明日には届かなくなるかもしれないなんてことをよく思う。

 

僕の声援だって、どんな形で受け取られるか分からないし、受け取ってもらえないかもしれない。

 

けれど、応援とは奇跡を起こす不思議な力がある。

応援によって自分が持ち得る以上の実力が出せることがあるなんてことはよく聞く。

 

だからもしかすると、こんな移り変わる世の中でも変わらない応援だって存在するかもしれないし、僕の思う形でこの声が届く日がくるかもしれない。

そんな奇跡に期待を膨らませてしまうような潜在能力を持つのが応援である。

 

 

僕は僕の言葉を受け取る全ての人の応援団でありたい。

僕は言葉でしか伝えれないし、その言葉を届ける為にはただひたすらに1人発信し続けるしかない。

その言葉がいつ届くのか、僕の思うままに届くのか、そんなことは分からないけれども。

僕はただ後方から声援を送り続けたい。

 

 

 

大事な人達には特に。

僕は揺らがず味方でいれる応援団でありたい。

どんな困難な状況でも、漆黒の闇に差し込む光を共に探し見つめていたいのだ。

 

 

 

その声はきっと黄色ではない。

誰もが欲しがるような声援ではないかもしれないけれども、僕は何色であったとしても、その声を、YELLを送るのを、止めるつもりはないのだ。

 

 

 

それが僕の応援の形。

どんな時も不可能に立ち向かい、可能にする可能性を見出していたい。

 

その為に今日も僕は声を枯らし叫び続けるのだ。

 

 

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