さおたむの激情派劇場

道なき茨道を超絶幸せに爆走する生き様を。

理由もなく溢れた涙にいつか名前をつけてあげたい

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特に何があるわけでも、理由があるわけでもないのに、気づけば涙が流れている

そんな経験はないだろうか。

 

ただ車に乗っている時。誰かと話している時。

1人で家にいる時。好きな音楽を聴いた時。

 

別に哀しいわけでもなければ、その瞬間に何かが起こったわけでもない。

意図せずに流れとできたその線は、あふれ出したら途切れることなく永遠と止まることがないのかと思わせるほどに流れ出す。

 

 

形にならない言葉のカタチ

人はさまざまな感情を抱える。

繊細であればあるほどその数は多い。

ただ日常を送っているだけで、その1つ1つの些細な出来事にすらなにかしらの想いを抱き、心の中を渦巻く。

けれど、それをすべて言葉にし、表現することはない。

自分の中に抱え込んで、奥の方にしまい込んでなかったこととするのだろう。

 

しかし、もう一度存在したそれは全くなくなることはない。

見えなくてもそこに存在することには変わらない。

 

自分が感じた感情は分けられることはなく、心の中にある1つのコップの中にたまっていく。

喜怒哀楽、そのすべてがそのコップに流れこみ、形にすれば昇華していくことができる。

しまいこんだ形にできなかった感情は消えることはなく、その中にただ溜まっていく。

 

 

繊細な人間は人よりもいろいろなものを感じる上に、そのすべてを表現することはないだろう。

だから、たくさんの飲み込んだ言葉、表現することなかった言葉がどんどんとそのコップに溜まっていく。

 

 

 

あふれ出すコップの水

コップに入る水の容量は決まっている。

コップの中の水がもう充分に入っている状況だと、少量の水が注がれたとしてもあふれ出てしまう。

もはや追加の水がなくとも、少しその机が揺れたり、誰かの手が触れただけでこぼれだしてしまうこともあるだろう。

 

そのこぼれた行き場のなくなった水は、涙という形になって体の中からあふれだす。

もうそれでしか昇華する方法がなくなってしまった、ということだと思う。

 

だからその直近に起こった何かだけが原因ではない。

それまでの、それ以外の、さまざまなことにおいて生じた感情がすべて関連しているのだ。

 

 

 

あふれ出した涙は

もうあふれ出した時にはどうすることもできないのだ。

もはや当の本人にとっては、なぜ涙があふれて止まらないのか、どうすれば止めることができるのか、なんてことも分からないのだから。

 

一般的に見ると、そういった人間は扱いづらい、面倒くさいという印象であろう。

 

ただ、これだけは知っていてほしいのだ。

 

そんな繊細な人間は、普段いろいろな感情を抱えてそれでも笑っているのだ。

笑えないときも、苦しくてどうしようもない時も、そんなことをすべて隠して笑っている。

そんなことを言葉にすることなく、何事もなかったかのように振る舞っているのだ。

 

本人が1番分かっている。

そうすることで周りに心配や迷惑をかけてしまうことも、自分自身が生きずらくなっていることも。

だからといって不感症になってしまうことも避けたいと思い、対処法を探しもがいている最中なのだ。

 

あふれ出させたいわけではない。

自分の中で昇華したい。

けれど現状では昇華するスピードよりも、入ってくるスピードの方が速いだけ。

ただ、それだけのことだ。

 

 

その涙に名前を

その涙は、あなたが頑張ってきた証だ。

 

あなたが誰かを想い誰にも言わずに抱えたものや、誰かのためにのみこんだたくさんの言葉や感情たちだがあふれている。

そんなあなたはとても優しい人だ。

 

 

それだけたくさんのことを感じる感性は素敵だ。

捨てるべきものではない。

その感性に救われている人だってたくさんいるだろう。

 

生まれ持ったその感性を大事に、もがくあなたは素敵だ。

 

 

だからこそその感性は捨て去らないでほしい。

悪いのはそんな繊細な感性ではない。

ただ、あなたは少しだけ不器用なだけだ。

 

 

だからその涙を否定することはない。

 

 

ただ、そんなに限界になるほどに抱えなくてもいいのだ。

一人で頑張らなくてもいいんだ。

誰かを頼ってもいいんだ。

 

 

 

そのあふれた涙にも、優しくあればいい。

それに名前をつけて、慈しみ愛しせばいいのだ。

 

 

いつかその優しさが涙としてあふれずに形となる日まで。

 

 

その日まで。

あなたは変わらず優しく素敵でいてほしい。

 

 

 

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